磨き&コーティングについて


下地の磨きにこだわり、適切なコーティングを考え施工します

画像のクルマのボンネットは、シャンプー洗車して水アカ(イオンデポジット)除去・鉄粉除去・油脂汚れ除去してすっぴんの状態にしたものを、右半分だけ磨いてみたものです。

左半分の塗装が白っぽく見え、艶がなくモヤっとしているのが見て分かっていただけるでしょうか?
これは塗装表面の経年・外的要因による劣化と、何度も洗車しているうちに付いてしまう細かい傷なのです。
いくら洗車してもくすみが取れず、きれいに見えなくなる原因でもあります。

このようにキズだらけになってしまったおクルマの若々しさ(ツヤ)を取り戻すために、全体を磨いてできる限りのキズを消し、新車当時の美しさを甦らせる作業が下地の磨きです。ピカピカに磨き上げた塗装面をキズ付きにくく保護するのがコーティングです。そのコーティング剤にも防汚性能やツヤ感がさらにアップするものなどが付加機能として備わっております。


当店のコーティングは2層式となっており、イメージ的には1層目は塗装面をガラスのラッピングを施し、2層目は外的要因から1層目を守る仕組みとなっております。二重防御です。
メンテナンス時は特殊ケミカルにより2層目だけを取り除き、新しいコーティングに入れ替える仕組みとなっております。

塗装表面を磨くということは、削って塗装膜を減らす事になります。削った塗装は自然には元に戻りません。
深いキズ(線キズなど)をどこまでも追いかけると、取り返しのつかない薄い塗装膜になってしまうので、あえて残すスタイルをとっております。
当店では削り過ぎない工法(ダブルアクションポリッシャー)を用いて、塗装に負担のかからない少ない工程で施工致します。